オールジャパン・ウィンドサーフィン・
チャンピオンシップin沼津631ザキが3位、J31ニイムラがレディス2位！スギも頑張った！
7/31（土）〜8/1（日） 沼津 レポーター 631 ザキ
アロハ！zakiです！ 今回は夏に花が咲きました。
（編集注釈・意味がよくわからないけど、とりあえず原文のまま）
夏の花だからひまわりかぁ〜？
とにかく、何か今日は気分がいいんでレポート書いてみる気になり、
筆を手にしてみました。アゼさん、俺パソコン無いから手書きでごめんね！
（編集注釈・大丈夫、そのまま受け取るほどお人好しではない。
ザキ、タイピングしてくれたお友達にも感謝しなさいよ）
……それと俺、細かく説明するの嫌いで下手だから、俺の性格とか加味して、想像しながら読んで下さいネ！ ちなみに俺の性格は、温厚で優しく、我慢強く、繊細でいて天才！ 努力を惜しまず自分に厳しく、他人に優しいETC……（誰の性格だ？！）タイプの人間です。故に人からは年の割りにおっさん。だから腹出てるとか言われます。でも最近、少し凹んだ様な気がする。（編集注釈・大丈夫、誰もそう感じてない）
まぁ、そんなことは（な）いいかぁ〜！ それでは、始まり始まり〜！
■その1 コングが誘った
俺の友人でありWINDの先輩（始めたのは俺の方が早かった。俺が先輩か！！）であるJ85-コングが下アゴを前に出しながら、
“お前さぁ〜沼津行くのー？”
と声をかけて来た。 最近一緒に練習してるパートナーからのお誘い、断る訳にいかないのだが
“どうしようかなぁ〜。コング行くならついて行くよ。何処へでも〜”
と一度引いて、おだてた。
“ウホッ、ウホッ、じゃあいくべー”
とうれしそうに胸をたたいて、鼻の穴を広げながらケミ駐中に聞こえる声でほえた。
■その2 コングに聞こう！
沼津というゲレンデは初めてで、どんな所かも分からない。一度行った事ある人と一緒だと行きの車の中で、どんな所か（レギュラーの風、波、地形、潮、出艇場所.etc）質問しまくることにしている。で、着く頃には、一度来たような錯覚になっている。コングはウインドの歴が短いせいか（人がイイせいか？）、オレの質問に細かく答えてくれる。ウインドって言葉にできないところ多いけど、ムリヤリ語ってくれる。（酒が入るとそれが長―いんだが…。）今回もコングに色々聞きながら行こうと思っていた。
他に新村も参戦するとのこと、スギは仕事でまだ分からない。結局４人位になりそうだ。FWのみだから１台で４人、楽勝…。
■その3 コングがいない！
数日後、コングはJ20-杉原祐史選手と一緒にworld cup への参加が決まった。オイラのもくろみは消えていった。知らない土地、知らないゲレンデで、戦わなければならない。チェッ。せっかくだから、ここで、二人が旅立つ空港での話も書いとくかー！
７/２９ AM6:00、（前の日3時に寝たから、少し寝れなかった。チョーネムイ。）前の日のうたげに参加できず、ユウジさんを送り出す事できなかったから、朝の見送りは行こうと決めていた。
コングに待ち合わせの時間を聞いていきなり空港でサプライズさせようと思っていた。“7:30”、それが約束の時間だという。空港のパーキングにとめ、出発ロビーに歩いていくと、スゲェ混雑（―_―）メ。 こんなに日本人が海外に行くのかーと感心してしまった。
出発ロビーから、乗降場に出ると黄色のスティフ号がすでに停まっていた。おっ丁度いいじゃん、そう思い近寄ると人の姿はなく、もう道具は出されて中は空っぽだった。んっ……？ 助手席に金髪が！！店長が爆睡していた。なんかカオむくんでるし、また深酒したなー。とりあえず無理矢理起こしてユウジさんは？ と聞くと「あっち」と指差してそのまま背を向けてまた寝た。 ムスッ！ まぁいつもの事だから……慣れてる……。しかしオレが突然にいる事を驚きもしない。まったくマイペースなお方だ。
しばらく「あっち」と言われる所を探して、外で道具のCheckしているJAN20を見つけた。よーし、サプライズだ！ そっと近寄っていって
「おはよーっす！」
ニコニコしてたはず。 後ろ振り返ってJ20、
「あぁ…」
何じゃコリャ…。 《おぉ、見送りにきてくれたんだ》くらいは期待していた。まあ、期待通りにいかない兄弟だとは思っていたが……。その後もくもくと道具のCheckをするJAN20。
こうなりゃコングに喜んでもらおーっと！ コングの到着を心待ちにする。 向こうから白いハイエースが…来た来たーっ！
「オハヨッ！」
すこしは驚くはず
「おぉ。見て見てこのステッカー、カッコイイっしょ。」
………(>_<) あちゃ〜。 アゼさんにデザインしてもらった新しい車用のステッカーの自慢である。結局こんなもんか…まぁいいや。
その後は嵐の様に過ぎていった。
勝手知ったるユージさんは着々と自分の事を済まし、保険に入りに行くと言ったコングは帰ってこない。あまりに多い荷物の２人が同時にCheck inするのは良くない、とコングはJAN20が帰ってくるまで待つ様に言われ、オレと一緒に待っていた。フライト４０分前になってもJAN20は帰ってこなくて、コング１人でCheak in。エコノミーは結構並んでいて、そばでオレは間に合うのかヒヤヒヤ。先に入ったJ20が出てきて早くとせかす（自分で待ってろって言ったのに……(>_<) 時間がないのか、J20が職員に頼んだのかは分からないが、ファーストクラスの赤いじゅうたんの上でJ85コングはChack inする事に！
金髪・ハーフパンツ・Tシャツ・スニーカー。そして下アゴ前突のコングはどう見ても金持ちには見えなかった。（あの赤いじゅうたんは一生乗れないよ、コングよかったね。まぁ、あんましこうゆうの気にする人じゃないか。）
その後JAN20は搭乗ギリギリまで両替に行って、走って搭乗口へ入っていった。あまりにもバタバタしていて、ろくに「いってらっしゃい」も言えなかった。あ〜あ、頑張ってきてねー。先輩２人方。
■その4 目的を思い出せ！
あぁ。すごい話がそれたなぁ。なんだったっけ？そうそう、結局スギも行くことになり、スティフから３人が沼津へ旅立つ事に。
金曜の夜に店に集まり道具の積み込み。１台に３人分のFW。超よゆー。すぐに片付き、そのままラーメン屋へ。パッとやってパッと食ってパッと帰ろう。
……そしていつも通り１２時を過ぎていた。やっぱこうなる。原始時代から進歩してきたはずの人類。でも、千葉の人間は、もう進歩しなくなったんだろう。こと、スティフという店の中では……。「軽くやって早く帰ろう」なんて台詞はどっかの政党の公約より信じられない。
■その5 蔵内さん有り難う！
当日は台風の影響で風はそこそこ、波は6m〜8mとかの予報で、東名清水から先は波で通行止めになっていた。昨日の夜のアレコレで眠いし、知らない場所へ行くのとでテンションが下がり気味。ただ、いつもより沼津が近くて、それだけが心の救いだった。
沼津インター降りてコンビニで昼飯買って、隣の松屋で朝食をとった。窓を向いて座っていたニイが
“あっ、虹。”
きれいだった。
昔、妹の結婚式で行ったグアムで２本のきれいな虹を見たことがあり、それを話そうとした矢先、
“２本ある〜。すっごーい。”
本当だった。うっすらだけど２本のレインボウが台風後の青空にかかっていた。
「２本のレインボウは良い事のある前触れなんだ」
とじいちゃんになったら孫に話そうと心に決めた。
大会会場は牛臥海岸。沼津御用邸のすぐ横の海岸でとても綺麗なところである。海は港に囲まれていて、チョッとビビっていた（え〜〜、マジ！そんなことあるの）波なんて全くない。本栖湖くらい穏やかだった。んで、風もなく、蒸し暑く、日差しがマウイのように照り付けた。
オレは11.9、11.0の２枚をはり、開会式・スキッパーを迎えた。
JPN1、JPN27のプロの姿もあった。実連のそうそうたるメンバーも多い。今回はコースレースも同一の大会で、学連の子達も多かった。大学の部活orサークルの若くてかわいいギャルも多く（すばらしい！）、いつもと違う雰囲気だった。
その日は午前中はウエイティングで、オレはいつも通りフラフラ歩きながら他の人たちのセールをチェックして回る。ノースのJPN27蔵内プロがセールをはっていたので、近づいて話をする。
俺と同じ11.9をはっていた。
思っている以上にダウンが強い。
本人に聞いてみると
“今はこれが調子イイんだ”
と言っていた。
思い起こすとケミでの11.9はユウジさんにスピードで抜かれていたなぁ、そういえばユウジさんも、もっとリーチがルースだった……と思い、オレも1cmダウンを追加する。新しいセッティングでレースに臨むのはナンセンス！なので、１度海に出てみる。風はそよそよしてきていた。スタボーの上り角度がスコブル良い。スピードもある。こりゃスゴイ。ダウン引いてよかった。ありがとう、蔵内さん(^O^)
その後も風はガスティーだったがZ旗が上がった。急いで（２番目位には海に出た）スタートラインに向かいコースをチェックしてみる。（このチェック項目はMPGで教えてくれるよ。たぶん…コングが…かな…？）
スタートシークエンスが始まり第１レースがスタート。本部船ギリギリからイイスタートがきれた。やっぱJ20 FWクリニックがきいてるな。だが１レース目は風が落ちキャンセル。２レース目も同様、１上でキャンセルになった。風弱くて苦手なコンディションだったけど、「結構走り負けてなかったなぁ」とその日片付けながら思っていた。
その夜はウエルカムパーティーで、スポンサーのS&Bカレーとピザーラピザとビール等が配られた。協賛品のじゃんけん大会で盛りあがった。スギはハーネスライン・新村はタッパーをGet！ オレは車でお電話していた(^O^)
この大会は毎年、沼津の花火大会に合わせて行われ、ホテルに行く途中では綺麗な花火が見れた。宿では、酒飲みながらスギの部屋でサッカー観戦。ジーコジャパン劇的逆転PKで大盛り上がり！本当に良いことばかり起こる。
Stiff BBSより 題名：沼津 投稿者：参加者 投稿日： 7月31日(土)21時36分4秒本日、沼津のﾚｰｽのFWｸﾗｽは、2度Z旗が上がりﾚｰｽが始まるものの途中風が弱くなり、ｷｬﾝｾﾙとなりました。明日は風吹くと良いなぁ〜
PS.沼津の花火は綺麗でしたよ！！
■その6 いつも通りいつも通り！
２日目。今日も暑い。昨日と同じ11.9、11.0をセット。
今日は朝からレギュラーの風が吹いている。期待できそうだ。
お昼頃、１レース目のZ旗が上がった。ライジャケの中に飲み物を入れて出艇。セールは昨日調子のイイ11.9をチョイス。
潮の流れがとても速く下よりからスタート。イイぞ、ジャストできれた。うーん、イイ位置
おっ、下イチでスタートをきったのはJPN27か！ いや〜スタボーよく上るんだなぁ。どんどん上に吸い寄せられていく。オレはポートアプローチでいこうと決めていたので、オーバーランにならない位置でタック。一生懸命上っているとポートも皆より角度がイイ事に気づく。
「スゲ〜。なんかオレすごいイイ位置にいる」
あぁ毎日浅間の神様に良い成績取れますようにってお願いしたからだ（うそっ、マジ？）。
「うひょ〜。イチ上１位かぁー！」
下で抜かれた１人をすぐ抜き返し、すぐ１位に。後ろからせまるJPN1。
「何じゃこりゃ〜。すげ〜。わーい！」
初めての経験にチョットWhite Cap の浅ちゃんの気持ちがわかった気がした。早く抜いてくれ、JPN1。先頭だと分からない。いったいどこにいきゃーいい？
そんなこんなで結局守りに入って５位。何だと思われるかもしれないが、オレはこの１レースで自信という大きなものを持てたようだった。
バックトゥバックでの２レース目、スタートが肝心。絶―っ対よいスタートきるためにいろいろチェックする。（しつこいようだけど恐らくMPGで教えてくれるはず…）
スタート５秒前でつまった先行艇の下を回って、これまたドンピシャー。スタート調子イイみたい。ありがとうJPN20。
前レース同様グングン上っていく。コース取りは同じだが風が少しふれていた。下先行している艇は気がつかない。
「ラッキー、タックしちゃおう！」
あらあら、またイチ上でJPN1とからむ。先を越されたが余裕の２位か３位。（忘れた？） ダントツ１位のJPN1、２位のオレ、３位のJPN27。それぞれ50Mくらいの差がある。振り返ってかなり離れているので安心したオレは少し余裕を持って２下へのジャイブ。ありゃ？ JPN27もジャイブ。
「うそーそこから落とせるの？！」
スピードこそないが角度での下り。
「ゲッ、抜かれた」
そのまま押さえ込まれて３位。くそ〜、油断？慢心？
ふぅー。“いつも通り”と心の中で押さえた。（あとから聞いたが、潮の流れに乗せて早めにジャイブしたのだというJPN27。さすがプロね、まいった）
浜へ帰れというフラッグが上がっているの。まだ誰も帰ってきていない広い浜へ帰る（編集注：コレは私も経験があります。リタイヤしてだったけど……）。１位のJPN1と目が合い会釈する。早くフィニッシュするとこういう特権もあるんだなぁ。疲れてるけど何か心地よい。気分も良い。空も青い。サイコーッ！！コースレースの間の１時間休息。アミノ酸と水分補給。ゆっくり体をほぐし柔軟をしておいた。
３レース目、最後のZ旗が上がった。海面は少し白波が入り、風が上がった様に思えた。セールサイズに迷う。11.9か11.0か。他の選手の走りを見てみる。その人が何使ってるかわかんないんだから見ても時間の無駄であった。
J20、J85の“いつも通り、いつも通り”が頭をかすめる。そうだ、いつも通りすればいいんだ。調子がいい119.で行こう。ただ板が暴れるからjointは１cm前に出して。急いで海面へ。何かしっくりこない。ブームの高さを上げたり下げたり、何回やっただろう？やっとさっきと同じフィーリングになった。
新村から「２レースとも上はがら空きだったよー」というのを聞いていたので、少し真ん中から出てみようと思っていた今回。確かにがら空きの真ん中からフルスピードで板を上にふった。よし。これまたjust。
もう１艇上にいるがすぐ上り殺せるだろうと思っていた。
しかしいつまでたってもオレの後ろをパシャパシャ音を立ててついてくる。
そっと振り返ると社会人でトップに君臨するJ357賀来選手だった。先にタックをしかけ上へアプローチする。ポートアプローチ気味になった。スターボーからJPN1がレイライン乗ってくる。少し下らせてよけてタック。この少しよけたのがロスとなり、完璧にポートアプローチしたJ357に抜かれる。２人でバトルするが結局J357におさえられ３位にてフィニッシュ。
言い訳じゃないけど２、３レースの３位は、２位と１Mも離れてなかったんだ。もっと艇速があれば……。J20、J85に外人並みのスピードを持ちかえってもらって練習したいっす。■その7 3位入賞！
実は表彰式まで自分の順位はわからなかった。
１位は決まっていたんだけど２位から４位までが、みんな自分の順位を覚えてないんだもん。どうやら３位か４位らしいという噂があった。まぁ、この面子で４位なら十分過ぎるほどだ。いざ、表彰式が始まるとあの台の上に乗れるかもという期待と、期待しすぎると裏切られるという経験の狭間に揺れていた。
FW Class ３位…。
おもわずガッツポーズ！しちゃった。 心の底からうれしかった。２位の蔵内さんとガッチリ握手した。（昔のビデオでビヨンが２位の誰かと握手してるの見ていつかやろうと思ってたから･･･。）
高い台の上から見る景色は最高で、この一瞬のために皆がんばっているのだと実感した。もっと練習してまたあの場所に立てたらいいな。
P.S.
帰ってきてからめん花で祝福してくれた仲間。うれしかったよ。
なんか上機嫌な店長。いいもんだなぁ〜。家に帰ってからもおめでとうメールくれたり、BBSにお祝い書いてくれた皆様、ありがとう。
そしてJ20、J85頑張って。
最後に、“継続は、力なり”ねっ、店長！！ Zaki 04.8.2
BBSにもいろいろな「オメデトウ」をいただきました！
題名：Congratulations 投稿者：nami 投稿日： 8月 2日(月)08時32分30秒ザキ＆新村さん、おめでとう！
JPN20は ”がんばってね” って声をかけるといつも ”がんばらないよ、いつも通りに” って返されてしまいます。力をいれ過ぎないようにする事は難しいことだと思いますが、それができるようになると成績はどんどんついてくると思います。レースレポート楽しみにしてます。
題名：お疲れ＆おめでとう！ 投稿者：J51 投稿日： 8月 2日(月)08時32分30秒沼津遠征のStiff/MPGレーサーの皆さん、お疲れさまでした。
なんと言っても今回は、Zakiの三位入賞がハイライト！ なんだか自分のことのようにうれしくもあり、また「…俺だって…！」と刺激されまくりでもあり。地道な努力と練習は必ず実を結ぶという、とてもいいお手本を見せてもらいました。もちろん、ニイの二位入賞もおめでとうだし、Sugiの頑張りも素晴らしかった！また練習を積んで、９月の琵琶湖サンクションでは頑張りましょう！
題名：おめでとう！ 投稿者：ハマー 投稿日：8月 2日(月)14時26分17秒ザキ、やりましたね。新村さん、おめでとう。俺も嬉しいです。みじかな人で活躍してる人がいるといいですね。今度はユウジ君とコングが頑張る番ですね。日本から応援しています。
題名：きゃーきゃー 投稿者：Natsu 投稿日： 8月 1日(日)23時52分1秒だぁりん三位になりまして♪ナツも海で辛抱したかいがありました。みたかガミガミ〜！もういじめられないゾ(#￣３￣)
こんな「オメデトウ」もいただきました！
題名：きしょー 投稿者：gami 投稿日： 8月 4日(水)19時15分19秒たまたま、そうたまたま走ったところが良かっただけ。三下のザキにそうそう負けるはず無い。次はきっちりケリ付けたる。
もう這い上がれないように・・またイジメテヤル。
ブーだ！！
それぞれの心のこもった「オメデトウ！」
ありがとうございました。
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