Stiff 沖縄ツアー(2002.1.20〜1.26)


1月20日
 オキナワ行きの日。朝早い便なので早起きしてリムジンに乗る。待ち合わせにはクッキーが少し遅れて到着。どうやら寝坊したらしい。
 「電車を使ったらもう間にあわへん時間やったから友達に電話しまくったわ」
 まだ暗い朝の時間に電話でたたき起こされ、「羽田まで送ってくれ」と突然いわれた友人に同情した。
 荷物がないのでとても楽だ。いつもサイパンに行くときにはハイエースいっぱい分の道具を空港で運んでいた。フライトは快適。
 那覇空港上空から下を見ると、瀬長島でプレーニングしているセイラーを発見。吹いているようだ。那覇に着いてからはレンタカー屋さんへ。7人乗りのステイションワゴンを借りる。まだほとんど走行距離の回っていない新車だ。足を手に入れ、速攻でルネッサンスリゾートへ向かう。オキナワカップがどうなっているか気にかかる。道中、陽射しが気持ちイイ。風もあるようだ。
 会場に着くと、店長を捜すが、先にアサちゃんに出会う。レースは午前中に成立し、今フリースタイルが行われていること、その後で時間があればもう1レースあるかもしれないことを聞く。僕らは審査員室の対岸に位置する小さな岬でフリースタイルを見学。そうしているうちに、J20杉原祐史選手や店長もやってきて、再会を果たす。携帯電話で見たスティフ掲示板の店長の書き込みをすでに読んでいたので、その時、レースの詳細な結果があえて聞かなかった。
 フリースタイルでは、はじめて生のスポックを見た。「あれ、かっちょエエなぁ」とクッキーが何度も繰り返していた。選手たちの道具の撤収を手伝った後、僕らは隣りのムーンビーチへ。無料駐車場から林を抜ける小道を抜けて海にでる。風は6.9ジャスト。とっても気持ちイイ。みんなむさぼるようにプレーニング。おかげでこの日のプレーニング写真はナシ。日が暮れた後も乗り続け、真っ暗な中で後かたづけをした。いや〜楽しかった。本日の宿は「かりゆしビーチリゾート」。
沖縄カップの行われた「ルネサンスリゾート」。美しい所でした。
艀の下ではイルカが泳いでいた。一緒に泳ぎたい〜!

1月21日
 昨日飲み過ぎて、ちょっと気持ち悪い。でも風はババ吹きに近い。午前中は部間に見学へ行くことに。杉原祐史をはじめ数人のプロがオキナワカップから流れ、そこでウエイブをしており、雑誌の撮影もはいっているとか。
 行ってみると出艇エリアはとても狭い。ウエイブポイントは少し沖。採石場か砂置き場のような場所で、そこは海面から2〜3mくらい切り立っている。僕らはそこに陣取り、プロらの出艇を待つ。祐史プロが海に出てきた。ポイントに向けてプレーニングをはじめるや、いきなりフォアードループを決めた。ほとんどタテ回りのダイナミックなヤツで、前日のフリースタイルコンテストで見たどのフォアードよりもカッコよかった。僕らはそろって歓声を上げた。
 午後からは海中道路へ。ポイントに着くと、結構吹いている。持ってきた道具では手に負えそうもないので、海中道路のウインドショップ「ポポロポイント」で小さな道具をレンタル。僕はARROWS IMPACTの4,2とマウイプロジェクトの80リットルをチョイス。いや〜楽しい楽しい。ただ、出艇エリアが砂浜でないのがちょっとな〜。階段のコケで滑りそうになるんだもん。何年かたつと砂が着くらしい。検見川浜でやってる「護岸工事」(という看板だった。ちょっと違う!っていうニュアンス。養浜工事とかならまだ読めるのだが……)も、こんな感じになるのだろうか。
部間でのJ20杉原プロのウエイブライド。この日、フォアードの写真はかっこ良すぎて撮り損ねた。

海中道路に舞台を写してのJ20杉原プロのフリースタイルパフォーマンス。ほら、こんなに近くでプロのパフォーマンスが見られるんだよ。スゴイでしょ。「Stiffのみんなが見てると思ってはりきっちゃった」とは杉原プロの弁。やっぱりプロでも仲間の視線は励みになるのです。みんな、仲間を大切にしようね!
正直に書けば、昨日のコンテストに出ているフリースタイルのプロよりもカッコよかった。

1月22日
 今日も海中道路。セイルサイズは6,9。イヤ〜、やっぱり楽しい。だいぶジャイブの練習ができた。千葉に比べれば暖かいし、背の立つところが多いし、ウォータースタートができたJ-MAMA他、みんな上手になっていた。
 夕方近く、津覇でウエイブをしていた祐史プロが永島プロなどを伴って来てくれた。フリースタイルの道具をセットすると、みんなの本当に目の前でさまざまな技を見せてくれる。「砂かぶり」とは相撲で土俵の砂がかかるほどの最前列の席をさすそうだが、今日の僕らの席は「潮かぶり」。それこそスプレーがかかるような眼前でビデオのような技が繰り広げられる。スゴイ!いや〜、やっぱカッコいい。
 夜は、石川にあるJ-MAMAのお兄さんのライブバー「アビイロード」で遊ばせてもらいました。弾き語りでクラプトンを歌うJ-222、かっこよかった〜(あっ、自分で言っているのではありません!そう言われたのです-222)。
今日も吹きました!
J-MAMAはウォータースタートをマスターしました。 MIKKIも本当に速くなった!

1月23日
 前日合流したコニさんも加え、ムーンビーチへ。メンバーのうち4人は本日が最終日。延長組はこの日からムーンビーチへ泊まるので、ホテルのプライベートビーチで乗らせてもらう。
 風は6,9。海面は海中道路よりチョッピーで、潮の流れが速い。ウォーターに手間取っているとスグにグングン流される。クロスオンだけど、出艇エリアが狭いので、油断しているとビーチに戻れなくなる。ビーチがとぎれるとスグに岩場で、そのまた向こうは外国ほど遠い。
 ……やってくれました、コニさん。気がつくと見あたらないので、みんなで海上を捜していると、いましたいました。う〜〜んと離れた護岸上にキラキラ光るセイルがひとつ。店長が車を使ってピックアップに行きました。さぞかし精神的ダメージがあろうはずだが、店長に「あのマークより先には行っちゃダメ」と言われ、再び海へ。プレーニングに入るとつい楽しくってマークを越えてしまい、こんどは岩場へ……。店長と二人で道具をビーチの端から端まで運んでいる様子は漫画のようでした。
 午後2時すぎ、本日帰京組は荷造りをし、那覇空港へ。オキナワよ、有り難う。
 一方、オキナワ残業組。ミッキーはブレーキの壊れた山手線のように陸に上がらず乗り続けていた模様。
キレイにリーチが開いてます。
ちょっと寒そう?に見えるのは、それだけ風が吹いてるってこと。

1月24日
 本日、久々に風がない。沖縄観光に時間を取れる事になり、二日酔いの身体に鞭を打ち、いざ観光に!
 まずマクドナルドで腹ごしらいをして、J-20弟の家に行き、家の前のビーチで素もぐり! 沖合300メール位の所に小さい無人島がありその間は、まるで水族館のようにカラフルな魚がイッパイ泳いでいました。J-20いい所にすんでるな〜!
 午後2時頃腹が減ったので、名護の市役所のそばにあるソウキそばの美味しい「宮里そば」で昼食!毎年沖縄に来ると必ずここのソウキそばを食べに来る。沖縄でいろいろなソウキそばを食べたけどここのが一番おいしいと思う。ぜひ沖縄に行ったらここのそば食べてみて下さい。
 食事も終わったと言うことでこんどは名護パイナップル園に……。そこは300円で「パイナップル食べ放題」「パイナップルワイン飲み放題」の広告にまんまと騙され、中に入ると、おみやげ売場の試食&試飲コーナーでした。
 「毎年騙されに行ってます」
 そして夕方幸喜ビーチへ!ビーチに行ってみると5m〜6m位の風があり、コニさんが昨日流されへこんでいたのでみんなにおだてられいざスタート!また流されては……と思い、みんなはウインドをせず貝を拾いながらコニさんを監視!なんなくプレーニングし、楽しかったみたいです。夜は読谷の定食屋でナイトプレーニング!毎晩記憶がない……

1月25日
 今日も二日酔いの身体に鞭を打ちいざ海中道路へ!オフショア風は6,0キンキン!メンツルのハイスピード海面、ジャイブ練習中の人達には最高のコンディションでした。午後からj-20杉原プロ、J-102永島プロらが合流!さすがプロ、メンツルの海面でのバルカン、スポックなどのハイレベルの技をstiffのメンバーの前で披露してくれました。また、鎌倉のhi-surf店長、石川さんの完璧なスポックに「世の中にはこんなスーパー店長がいるのか」と驚嘆。カッコイイです。
 夜はプロ選手の方達と焼き肉屋へ……またやってしまいました。みんな身体を動かした後だから食うは、呑むはの大騒ぎ!俺j-43とj-20はなかなか兄弟で酒を飲む機会がないのでいつも以上にスパーク!生ビール14杯以上を飲み干しその後カレー屋で大盛りカレー完食!頭悪っう〜!ふう。
 
海中道路でお世話になった「ポポロポイント」の店長さんと杉原祐史、杉原店長。ポポロポイントはhttp://ww61.tiki.ne.jp/~popolo/

1月26日
 そうです、今日も二日酔いです。
 最終日でと言うのに昼まで起きられずマイッタ〜!昼からj-20の家で道具の積み込み。重いブームを持ち上げると胸からこみ上げるものが!
 悪戦苦闘しながら積み込みを終え、港に車を預けると、那覇にある有名なステーキ屋「88ステーキ」でボリューム満点のステーキを平らげ空港へ。そしてj-43は一足先の便で東京へ。空港からリムジンバスと電車の乗り継ぎもパーフェクト!順調に帰ってこれたと思ったら電車にデジカメを忘れた!一瞬手が震えた。だつて沖縄カップの記事を書く為の画像が……。それから約2時間デジカメ探しの旅へ……。あああ有りました。蘇我駅に!ヤッター!j-43の沖縄の旅はデジカメ探しで終わりました。

 

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