OKINAWA CUP in 0nna REAL REPORT page2

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1月17日 大会初日

大会初日、風はどうなのか? 千葉残留メンバーはアメダス風情報でオキナワの様子を窺った。「やや強」の黄色い矢印がちらほら。レースは成立したのだろうか? 
 午前9時開会式。北よりの風のなか10:30、第1レース第1ヒートがスタート。しかし、風がミニマム11ノットをいったりきたりで、ヒート途中のキャンセル多数。11時、AP旗が掲げられ、ウエイティングに入る。
緊張するスキッパーズミーティング。 3マークのダウンウインドのコース図。ここを選手は一方通行で駆け抜ける。
開会式の様子。恩納村の村長さんからご挨拶をいただきました。地元ではテレビや新聞でも報道されていたとか。
★レース、ワンポイント知識★
 右の写真がヒート表。10〜11名で各ヒートが行われ、写真左端の1〜4ヒートを勝ち上がった者が次の5〜6ヒートへ進む。それを勝ち残った者が写真右端のファイナルを争う。このピラミッドひとつを「1レース」と呼ぶ。今回の沖縄ではこのピラミッドが計4回成立した。つまり4レース成立ということ。それぞれのレースでの各選手の獲得ポイントを合計し(最も悪いポイントはカット)、最終的な順位が確定する。
左より杉原祐史、鈴木コング、岡崎賢吾選手。
セイルには砂袋を乗せて飛ぶのを防いでいる。
はたして風は吹いているのか? 千葉勢の結果はどうなのか? 店長に電話で聞きたい。しかし、じりじりしながらも、レースでナーバスになっている選手には安易に電話はできない。J-222は、おそるおそる、J-43へ携帯のメールを入れた。たった今、スタートの直前かもしれない。ごく短文のメールだった。
タイトル:調子は j-222 1月17日16時6分

どう? (j-222よりj-43への携帯メール)

タイトル:無題 j-43 1月17日16時13分

今、あやしいコンディションです。やるか、やらないかです。
 (j-43よりj-222への携帯メール)

午後4時、14ノットオーバーを計測。午後5時、レース再スタート。第1マークがリーフ際のきわどい場所に打ってある。リーフで盛り上がるうねりが時に腰〜胸くらいになり、トップには白いものがペロペロと顔をのぞかす。さらにバックウオッシュも加わり、難易度の高いマークになる。そこに各選手は一斉に突っ込む。
「スラロームのレースで波にまかれちゃうなんて初めてでしたよ。ええ、第1マークです。まいりました」……鈴木コング選手
 結果的にこの日、第1レースの第1、第3ヒートのみ成立した。
タイトル:私は一回戦突破し 投稿者:j-43  
投稿日: 1月18日(金)00時29分19秒

私は一回戦突破しました。明日はその続きからです。頑張ります。j-43 (Stiff掲示版より)
難しい第1マークをJ-43は制していた。
 「もともとスタートが苦手な上、セイルサイズが小さくて苦しい戦いでした。スタートエリアに向かう最中は、6,9でもウエイトを背負いたくなるほどキンキンです。でもスタートエリアに近づき、各選手のセイルが集まりはじめるとブランケだらけになり、スカスカになるのです。
 案の定、スタートは上手く行きませんでいた。でも第1マーク、先行していた5人の選手が全員沈。うねりとバックウォッシュの中でのジャイブは、検見川の南西ではあたりまえです。おかげでそのヒート、勝ち上がることができました」(J-43 後日談)



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